〇〇ちゃんのママ〜
〇〇さんの奥さん!
2人の子どもに恵まれ、マイホームで暮らし幸せだと思っていた。
〇〇ちゃんのママ〜、〇〇さんの奥さん!
ふと、気がつくと、自分の名前で呼ばれることはなくなっていた。大好きだったホテルのバーテンダーの仕事を辞め、専業主婦になった私の居場所は、家か公園。社会から取り残された気持ちになり、いつかの為に、いくつも資格を取ったが、活かされることはなかった。

髪が伸びた、美容院にいきたい。
旦那さんにお願いして、お姑さんにお願いして、まるで悪いことをしているみたいにペコペコ頭を下げて細心の注意を払って、髪を切りにいく。虚しい。このままでいいのだろうか?

そうだ!パートをしよう。
家計だって余裕があるわけではない。働けば家族の為にもなるし、自分としても社会との関わりができる!子どもを保育園に預けてパートしようと思う!
え?保育園?子ども達かわいそうに。そんなに家計は厳しいの?ちゃんとやりくりしなさい。
お姑さんの言葉が胸に突き刺さる。私がパートに出ると子ども達はかわいそうなのかな…
まわりの大反対を受け、一時、パートは諦めるが、心の中はモヤモヤ。田舎の公園で遊んでいても友達も出来ない。
チラホラいるお母さん達と趣味は合わないけど、話せる大人がほしくて一生懸命付き合う。
もう疲れちゃった。
私は何か悪いことをしたのだろうか?お母さんになると自分のことは後回しにしなければならないのだろうか?美容院にも行けないなんて、お母さんって大変な役割。でも、みんなそうやって我慢して子どもを育ててくれたんだから、我慢が辛いと思う私はお母さん失格だ…
毎日、家をピカピカにして、もう掃除するところもない…でも、かわいい子ども達の寝顔をみると、すごく幸せで、頑張らなきゃと言い聞かせて眠る。
そんな日々が重なっていき、明らかに私の心は病んでいった。段々、公園にも行けなくなって、家から出ない日が続く。体が重くて動けない。お化粧もしないで家にこもる。誰とも話さない引きこもりの日々になった。どうしよう。どうしたらいいんだろう。毎日悩んでいた。自分が自分じゃない。お先真っ暗って言葉はこういうことなのかな、辛かった。。
旦那さんはいいなぁ。自由に仕事に行ってる。私の大好きだったホテルのサービスのお仕事。だけど、旦那さんから聞く言葉は仕事が嫌だ、辞めたい。行きたくない。。え?そうなの?私は行きたくても行けないのに…
結局、旦那さんは仕事を辞めてしまい、家計も回らなくなり、頭ををよぎるのは離婚?の二文字。。まさか、私が離婚?そんなことをしたら、親にも親戚にも顔向け出来ない。子ども達がかわいそう。。身動き取れない。精神状態は最悪、きっと鬱ってこういうことを指すのだろう。毎日涙がとまらない。半年間の鬱状態を経て、結局、結婚生活の解散へ…
シングルマザーになった。。
あれ?
シングルマザーになった私の心の状態は?
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